Both Sides 大室桃生 杉田明彦 金森正起 小林耶摩人 Group Exhibition @有练

明日より上海での展示が始まります。

日本の作家さんとのグループ展になります。

上海にお知り合いがいましたらお知らせいただけると嬉しいです。

どうぞよろしくお願いします。

#repost @ma_roadoftea 

Both Sides 

大室桃生 杉田明彦 金森正起 小林耶摩人

Group Exhibition 

有练：上海市徐汇区余庆路5号二楼

9.10-9.18，2-7pm

Both sides

两个面向

文：马岭

我的几个陶艺家朋友无一例外的喜欢听音乐，大家年龄都不小了，以前以实验音乐为主的品味加入了越来越多的古典音乐。现在见面的机会少，电话里聊一聊之后会互相发送一些链接。“老马，你给我发的专辑好像全部是近几年的新录音”，收到回复我才恍然大悟，进入古典音乐的世界后我已经不知不觉把耳朵的方向集中在新的创作上。“同时代的录音作品和你气息相近，默默的和你连接在一起。”

在器物的世界里，“极简”是兴起于这个时代的音色，你一定常常感受到它酷的气息。“零表现”、“反其道而行之”这些当代艺术的语汇都无法形容名古屋的金工作家金森正起的作品。圆形，半圆形的珐琅器物表面光洁，没有金工作品常见的锤打的表情，端正的体积感和坚硬的金属质地，在流畅的线条的勾勒后却给人以轻巧柔软的印象。小林耶摩人作品的陶肌表情非常节制，视线会集中在利落的器形线条上，上手釉面微微的颗粒触发着陶器特有的温暖感，观看和触摸有一种反差和平衡，这是自然而然地融入生活的味道。红色是漆作家杉田明彦自创的介于传统漆器黑色和朱红色之间的颜色，饱和度和亮度都下降了，幽幽的光泽气息寂静。我在窗边的自然光下观看，十几遍的涂漆后仍不经意的保留着些许的涂漆痕迹，使用时如果留下一些划痕交错起来，拿在手里也许会回忆起流逝的生活的片段。

大室桃生的作品常让我觉得她在有意无意地对抗着“极简”，以前只是常常看到照片也会带给我一些有张力的启发。她采用的古老的铸造玻璃技法费时费力，雕刻和绘制时材质感和色彩感却有着独特的表现深度和光线变化。大室雕刻的纹样好像是world music一样，有日本的、欧洲的、中亚的、中国的，这些采样都被中和和转化了，古老和现代，可爱和酷，这些反差在大室层层堆叠的画面中融合在一起。在艺廊安装上大室的灯罩作品后天色刚刚变暗，暗黑的灯罩里光线是慢慢透过来的，好像是错觉一样，大室的作品像是极简的另一个面向，它不是外观，它是精神世界的专注， both sides now.

陶芸家の友人達はみんな音楽好きで、昔実験音楽をメインに聞いていましたが、それなりにお互い歳をとってからクラシックをリストに入れ始めました。いま会う機会が少なく、電話で話しした後に音楽のリンクを送り合います。「馬くん、送っていただいたアルバムは全部近年の新しい音源らしいですね。」そう言われてから私ははっと悟った。古典音楽の世界に入ってから私も知らないうちに耳を新しい創作に向けていた。「同じ時代の音源は自分と息が合っていて、黙々と人とつながっています。

器の世界での「ミニマリズム」はこの時代が作り上げた音色、常にそのクールさを感じているでしょう。「主張しない」、「あえて逆を行く」など現代アートによく使われる言葉も形容できないのが、金工作家金森正起さんの作品です。円形、半円形の琺瑯器表面が滑らかで、金工作品に多く見られる打ち出し槌目がなく、端正な体積感と硬い質感、スッキリした曲線で成形し、軽いと柔らかい印象が伝わってきます。小林耶摩人さんの作品にも控えめの陶の表情があり、自然にスッキリなフォルムに目が行き、手に取って見たら表面少しだけ残ったザラザラ感が陶器特有の温かみを感じます。見るときと触るときの差とバランスがあって、自然に日常生活に融けこむ作品です。この朱色は漆作家の杉田明彦さんが創り出した伝統漆器の黒と朱の間の色、彩度と明るさ共に下げ、うっすらの光沢が静寂の雰囲気をもたらせます。窓辺の太陽光でじっくり見て、10回以上漆を塗り重ね、あえて残した塗りの跡、使用して新たな痕跡と交じったら生活の思い出になるのもいいじゃないか。

大室桃生さんの作品は常に有意識や無意識で「ミニマリズム」を対抗してるように思います。前作品の写真だけ拝見させた時も張力を感じて、啓発を貰っていた。大室さんはパート·ド·ヴェールの技法を使い、手間も時間もかかりますが、彫刻や絵を描く時に材質と色彩が独特な深さと光の変化が表現されます。豊富な模様はワールドミュージックのように、日本、西洋、中央アジア、中国などの紋様を包み込んで転化し、伝統と現代、可愛らしさとクールさ、全てをガラスの重なる画面に融合した。ギャラリーで大室さんのランプシェードを取り付けたのがちょうど黄昏時、明かりがランプシェードの内側から少しつつ漏れ出したように、まるで錯覚みたいな儚い光景。大室さんの作品は「ミニマリズム」のもう一つの面、外観でのミニマムではなく、精神面で専念を意味するようです。both sides now.

@momooomro 

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@sugita_akihiko 

@yamato_kobayashi 

#大室桃生 #momoomuro #金森正起 #杉田明彦 #小林耶摩人 #有练